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アルコール依存症の多くの人が味わうことに、お酒が切れた時のつら~い離脱症状があります。

離脱症状を抑えるために、症状が現れ始める前に飲酒を繰り返し、寝ている時以外はお酒を飲むという連続飲酒に陥り、さらに依存症が悪化の一途をたどるという負の連鎖に陥っている人は少なくないかと思われます。

また、連続飲酒にまでは至らなくても、毎日のようにお酒を浴びるように飲んでいいる人にとって、断酒時に現れる離脱症状は本当につらいものですよね。

本日はアルコール依存症と離脱症状について、その症状と期間をまとめてご紹介したいと思います。

離脱症状の種類はたくさんある!症状は人それぞれ

離脱症状は、アルコール依存症の進み具合と、それぞれの体質によってさまざまな症状が現れます。多くの人がお酒を抜くと以下の様な症状がみられることが多いと言われています。

1 寝付きが悪い、夜中に何度も起きてしまう

断酒を始めると、初日から症状が出るのが、不眠、寝つきの悪さ、中途覚醒の症状です。アルコール依存症の人の中でも、連続飲酒に陥っていた人や、毎日寝酒に大量のお酒を飲んでいた人が陥りやすい症状と言えます。アルコールを飲んでは気絶するように眠るということが習慣化されてしまっているため、脳がアルコール無しでは睡眠を許容できない状態に陥ります。

夜中に何度も目が覚める中途覚醒や早朝覚醒に悩まされ、眠りの質が非常に悪くなるため、寝ても寝ても眠いという症状に悩まされます。

2 異常な寝汗をかく

離脱症状の中でも多くの人が経験することが、異常な汗、特に寝汗をひどくかくという事です。アルコール依存症は、自律神経の働きを悪くさせるため、体温の調節機能である発汗作用に異常を起こします。

そのため、布団をかぶって眠ると、体温の調節がうまくいかなくなり、びっしょりと寝汗をかいてしまう原因になるのです。ただし、寝汗を回避しようと布団をかけずに眠ると、風邪の原因になりますので要注意です。

しばらくの間は寝汗がでることは仕方ないので、できるだけ吸汗性の良いシャツを切るようにしましょう。

3 手足の震え、しびれ

アルコール依存症の代表的な症状として世間的に知られているのが手足の震えでしょう。仕事でパソコンのキーボードが打ちづらくなったり、手が震えて文字が波打つような症状が出始めます。

手足の震えは、周りから見てもよくわかる症状ですので、会社でも「○○さんはアル中じゃないか?」という疑念をもたれやすくなります。

手足の震えは断酒後2~5日でおさまり始めることが多いので、会社に離脱症状がばれたくない人は、ゴールデンウィークや年末年始、夏休みなどの長期休暇を利用して断酒を始めるのも手です。

4 イライラ、不安感

これまで慢性的に身体をめぐっていたはずのアルコールが抜け始めると、脳がアルコールを求め、それが手に入らない状況にいらだちを覚え始めます。そのことから周囲にきつくあたってしまったり、物にあたってしまう等といった症状がでることがあります。

また、不眠からくる不安感や、自分はこのまま一生この苦しみを味わうのかもしれないという強い不安感に襲われることがあります。

この様な症状も4~7日程でおさまり始めますので、めげることなく断酒を続けましょう。

5 食欲不振

特に重度のアルコール依存症の人は、連続飲酒といって起きている時間はずっとアルコールを摂取している状態が何日も続きます。この様な重度の依存症の状態では、食事や固形物をほとんど取ることなく連続飲酒を行う傾向があります。

この様な状態で断酒を行った場合、断酒後しばらくの間は、胃が固形物を受け付けない状態が続き、食べようとしても喉を通らなかったり、吐いてしまうことがあるでしょう。

初めのうちはゼリー状の飲料やヨーグルトなどで胃を慣れさせてから、徐々に固形の食事をとるようにしましょう。

6 手足がつりやすくなる

手足がつる原因は、水分不足とミネラル不足にあります。アルコール依存症の人は、アルコールの分解のために水分とミネラルを多く利用するため、慢性的に脱水症状とミネラル不足の状態が続いています。

そのため、断酒を行った後も手足がつりやすい状況が続きます。解決策としては、お酒以外の水分をしっかりとることと、カリウムや鉄分などのミネラルを積極的に取ることです。食事から摂ることが難しい人はサプリメントなどを飲むようにすると改善される場合もあります。

7 幻覚、幻聴、被害妄想

重度のアルコール依存症の人に現れる症状として、幻覚・幻聴、被害妄想などの精神疾患などが挙げれられます。

幻覚では、小さな虫の様なものが自分の身体の中を這いまわっていたり、大きなクモのようなものが壁を這っているというように、ほとんどの場合、幻覚で見えるものは不快なものです。

また、幻聴も同様に不快な幻聴が生じます。マンションの隣の部屋の住人が自分の悪口を言っていることが聞こえたり、街にでると、人が自分を見てひそひそと悪口を言っているなどといった、被害妄想的な幻聴多いと言われています。

 

離脱症状はいつになったらおさまるのか

離脱症状がいつ治まるかについても、人それぞれの個人差はあります。しかし、たいていの場合、最もつらいと言われるのは断酒後の2~3日目であり、4日目以降は離脱症状が徐々に治まり始めることが多いでしょう。

7日間~10日間ほど断酒を行うと、睡眠障害などが改善され始め、水下痢もおさまります。断酒が3週間を超えると脳の委縮が回復し始め、正常な思考能力が戻り始めるでしょう。多くの場合は幻覚、幻聴もこのあたりで無くなり始めます。

断酒が1か月を超えると、中途覚醒、早朝覚醒なども少なくなり、健常者とほとんど同じレベルで睡眠が十分にとれるようになるため、身体の疲労が回復し、慢性的なだるさや疲れがおさまり始めます。

断酒が3カ月を超えると完全に身体が回復すると考えても良いでしょう。ただし、ここで安心してお酒を再開するとまたもとの生活に逆戻りになりますので要注意ですよ。

離脱症状がおさまったらお酒を飲んでも大丈夫?

よく誤解をされやすいのが、離脱症状が治まったので、もうお酒を飲んでも大丈夫だろうという安易な考えで再度飲酒の習慣が付いてしまう事です。

一度アルコール依存症に陥った人は、二度とお酒と良好な付き合いはできないということを肝に銘じてください。

アルコール依存症は「不治の病」「死に至る病」と言われ、一度依存症になると、断酒を行う事でしか症状を改善することはできません。一たび飲酒を再開すると、また死に向かって飲酒が続くことになります。

離脱症状が治まったからといって、絶対に飲酒を再開しないことをお勧めします。

その1杯が、これまで血のにじむような努力で続けてきた断酒生活を一瞬にして崩壊させてしまうことになります。せっかく頑張ったのだからこれからもずっと断酒を継続していきましょう。

それでは本日は以上となります。

 

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