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眠りにつくのは得意な方だけど、変な時間に何度も起きてしまったり、朝に目覚ましが時計が鳴る前になぜか起きてしまうことってありますよね。

何度も睡眠中に起きてしまうと、翌朝の寝起きが悪くなったり、睡眠が足りていない様なボーっとした感覚になり、日中に異常に眠くなるつらい経験をされた人も多いかと思います。

それが、月に数回程度なら問題ないのですが、毎日続くというあなた!

実は、あなたは睡眠障害かもしれません。

睡眠障害には、夜に中々寝付けない入眠障害、深夜に何度も起きてしまう中途覚醒、朝に早く目覚めてしまう早朝覚醒の3つの種類があります。

日本大学板橋病院が、2500人を対象に行った調査によると、

中途覚醒に悩む人は、

20~39歳・・・10、7%

40~59歳・・・12、7%

60歳以上・・・・21、2%

と、年齢を重ねるごとに割合が増え、60歳以上の人の5人に1人が中途覚醒に悩まされているとのことです。

また、早朝覚醒で悩む人は、

20~39歳・・・2、5%

40~59歳・・・4,8%

60歳以上・・・・7,8%

と、割合こそ少ないものの、やはり年齢を重ねるごとに増加することが分かっています。

睡眠障害をいつものことだと思いすごして放っておくと、癖になってしまう可能性もありますので、睡眠障害には早めの対策が重要です。

本日は、中途覚醒・早朝覚醒の原因と対策についてご紹介したいと思います。

ちなみに、入眠障害については以下の記事にて詳しくお話していますので参考にしてください。

>>夜、疲れてるのに眠れない時の原因を睡眠診断!タイプ別の解消法

中途覚醒・早朝覚醒の原因

なぜ眠っている人が突然に目を冷ましてしまうのでしょうか。それは脳内にある覚醒中枢というものが関係しています。覚醒中枢は人間が眠っている人も常に働き続け、家事や地震などの危険に備えています。これは原始の時代から就寝時に獣に襲われないための人間の性質なのです。

通常時には覚醒中枢が正常な眠りを妨げるような事はないのですが、ストレスや過労などの様々な原因により、中途覚醒をもたらす場合があります。以下に主な原因を4つご紹介しましょう。

1 寝過ぎが原因の中途覚醒

中途覚醒・早朝覚醒の原因として実は多いと言われているのが、眠り過ぎです。

個人差もありますが、人間は年齢を重ねるごとに睡眠時間が減少する傾向にあります。詳しいメカニズムは昨今の研究でも分かっていないのですが、年齢による適切な睡眠時間の推移は以下のとおりです。

小中学生・・・9時間

高校生~20代前半・・・8時間

20代後半~40歳代・・・7時間

50代以降・・・6時間30分

人間が健康を維持するためには十分な睡眠が必要なのは間違いないことですが、必要以上の睡眠をとることは、健康に逆効果という研究もあります。アメリカで行われた睡眠時間と死亡率の関係によると、6年後の死亡率が最も低かったのは7時間睡眠を行った人だったという報告があります。

中途覚醒や早朝覚醒が毎日のように起こる人は、ご自身の適切な睡眠時間について試行錯誤してみましょう。

毎日8時間寝ている人が、早朝に起きたい時間の1時間前に起きてしまうという場合、実は身体が求めている睡眠時間は7時間なのかもしません。

睡眠が7時間で足りる人が、8時間以上寝ようとしても、中途覚醒や早朝覚醒の原因となります。大切なことは、8時間睡眠が健康的だという固定観念を無くし、何が何でも8時間眠ろうという意識を変えるだけで中途覚醒が改善される場合があります。

2 お酒が原因の中途覚醒

お酒を飲むと良く眠れるから、眠る前はもっぱらお酒を飲んでいるという人は要注意です。

お酒には確かに、脳の神経を麻痺させ、短期的には睡眠を促す入眠作用があります。しかし、アルコールは長期的には覚醒作用があるため、夜中に目を覚ましやすくなります。

私達の体内に取り込まれたアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドに分解され、さらに酢酸と水に分解されて尿や汗として代謝します。

このアセトアルデヒドという物質は、交感神経を刺激し私達の身体を興奮状態に促します。

わたしたちの身体には交感神経と副交感神経という2つの自律神経が備わっており、喜怒哀楽などのさまざまな感情のコントロールや、身体の体温の調整、精神のバランスを整えています。

飲酒をしていない時の睡眠は、副交感神経といわれる私達の身体をリラックスさせる神経が働いているのですが、アセトアルデヒドの作用によって、交感神経が優位な状態になると、脳が覚醒し、夜中に起きてしまう事になるのです。

3 睡眠時無呼吸症候群が原因の中途覚醒

夜中に何度も目を覚ますという症状を訴える人の中には、睡眠時無呼吸症候群が見つかることもよくあります。この様な場合、睡眠外来のある病院にかかり、専用の機器を付けて眠ると睡眠の質が改善する可能性があります。また、睡眠時無呼吸症候群には肥満の人が掛かりやすい症状ですので、ダイエットを行う事でも改善します。

夜に何時間眠っても疲れや眠気がなかなか取れないという人は、睡眠時無呼吸症候群を疑いましょう。

4 ひん尿が原因の中途覚醒

中高年に特に多い中途覚醒のタイプが、夜間に頻尿が起こるタイプの人です。頻尿は加齢減少の一つですが、夜に起きる回数が2~3回以上になってくると睡眠の質・量ともにガクッと悪くなります。

この様な方は、自分が昼も夜も頻尿が起こるのか、夜眠っているときだけ頻尿がおこるのかを見極めましょう。昼も夜も常に頻尿が起こる場合は、前立腺肥大症や過活動ぼうこうといった病気の可能性もありますので泌尿器科で診てもらいましょう。

夜眠る時だけ頻尿が起こり何度も起きてしまう方は、定期的な運動や、睡眠の3時間前に食事を済ます、夜に水分をとり過ぎない、就寝前にトイレに行っておくなどの習慣で改善される場合があります。

早朝覚醒・中途覚醒を防ぐための改善策

早朝覚醒や中途覚醒を防ぐための改善法の多くは、上記の覚醒の原因の裏返しです。

1 自身の適切な睡眠時間を見極め、必要以上に睡眠をとり過ぎない

2 眠る前の飲酒は辞める。お酒を飲むとしても、就寝までに3時間は空けるようにする

3 睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は病院へ受診し、ダイエットをする。

4 生活習慣を見直し、夜間頻尿を治す

5 朝は朝食をしっかり食べ、太陽の光をたっぷり浴びる

6 適度な運動習慣をもつ

といった事が中途覚醒や早朝覚醒に効果的です。

特に、2のお酒を飲むことは睡眠にとって百害あって一利無しです。毎日の飲酒習慣は睡眠の質を確実に悪くし、同時に身体の様々な部分に悪影響を及ぼします。「酒は百薬の長」などと言われますが、あれは昔の酒屋がお酒を普及するために流したデマの様なものです。健康のためにはできるだけお酒は控えるに越したことはありません。

睡眠薬も効果的

上記の4つの対策法を行っても症状が改善しない場合は、病院を受診し、睡眠薬を処方してもらうということも一つの手です。

睡眠薬を飲むことに抵抗を感じられる人も多くいると思いますが、最近はたくさんの種類の睡眠薬が開発されており、依存性の少ないものが主流です。

何よりも不眠症や睡眠障害を放っておくと、うつや不安障害などの精神疾患につながる可能性もありますので、我慢せずに早めの受診が大切です。

いかがでしたでしょうか。

私達の身体は睡眠によって、疲れを回復し、精神のバランスを保ちます。

良い睡眠を行い、健康で快適な生活を取り戻しましょう!

それでは本日は以上となります。

 

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