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みなさんは最近笑っていますか?

「いつも笑っているよ」、「ここ2、3日は笑っていない」という人から、「最近はいつ笑ったかをわすれるくらい笑っていない」というツワモノまで人それぞれかと思います。

面白い話を見たり聞いたりして、笑っている時って時間があっという間に感じるくらい幸せな時間ですよね。

笑いの頻度というものは性別や年齢によって異なり、男性よりも女性の方がよく笑い、さらに年齢を重ねるごとに笑う頻度が低下していくと言われています。

子どもの時って、何がそんなに面白いの?と不思議に思うことにもゲラゲラ笑っていましたよね。

筆者は子どもの頃、犬のフンを見るたびに友達と大笑いしていた記憶があります。今思えば何が楽しかったのか意味がわかりません。それが社会人になって、年を重ねるごとに些細なことでは笑えなくなってきました。そして、年をとるごとに、心がわくわくするような子どもの頃の感覚もどんどん遠のいてきているような気がします。まあ、大人になって犬のフンにわくわくしたくはありませんが、そんなことはさておき、

みなさんは1日に何回くらい声をだして笑っていますか?

昨今の健康に関する研究では、笑う事が、私達の心や身体に良い影響をもたらすと言う事がわかってきました。東京大学が全国の65歳以上の男女約2万人に行った調査によると、普段ほとんど笑わない高齢者は、よく笑う高齢者より、1、54倍「健康状態がよくない」と感じていたとのことです。

また、健康に対する自己評価が低い人ほど、寝たきりや、死亡率が高い傾向にあることがわかっています。

本日は、笑いや笑顔が私達の健康にもたらすメリットについてお話したいと思います。

笑いがなぜ健康に良いのか?NK細胞の活性化やストレス解消

笑いはなぜ健康に良いのでしょうか?それは次の3つの身体への良い効果のおかげです。

1 笑いはNK細胞を活性化させる!

人の身体の細胞は、常にウイルスからの攻撃や継続的な細胞のがん化の危険にさらされています。

NK細胞とは、ナチュラルキラー細胞の略称で、ウイルスや細胞のがん化を即座に食い止める免疫機能の役割を果たしています。NK細胞は、免疫機能の中でも、指令が無くても常に体中の細胞をパトロールしており、病気やがんを防ぐ最前線で戦っています。

人が楽しく笑えば笑うほど、脳の間脳という部分から善玉ペプチドという物質が放出されます。善玉ペプチドはナチュラルキラー細胞を活性化させる栄養源の様な役割を持っており、結果として笑う事がNK細胞を活性化させることにつながります。

つまり、楽しく笑えば笑うほど、私達の身体の免疫機能は向上し、常に健康な状態を保つことができるのです。

笑う事とは逆に、落ち込みや不安などのマイナスの感情は、ナチュラルキラー細胞の働きを低下させることがわかっています。

2 笑いによるストレスの解消効果

人が笑うと、副交感神経が優位になるため、緊張がほぐれ、リラックス効果があります。また、セロトニンという幸せホルモンを分泌し、ストレスホルモンである「コルチゾール」を減少させます。

ストレスは精神疾患などの様々な病気や不調の引きがねとなりますので、笑いの効果によってストレスを解消することで健康を保つことができます。

3 運動効果

声を出して笑うと、無意識に腹筋などの筋肉を使います。ある研究によると、人が笑っている時は、安静時よりも消費カロリーが10~20%増加し、10~15分の笑いで10~40kcalものカロリー消費を増やせるとの報告もあるくらいです。

たくさん笑えば笑うほど、運動不足を解消し、私達の身体を健康に保ちます。

笑いの主な健康への効果

笑いがなぜ健康に効果的かをお話しましたが、具体的にどのように健康に良いのでしょうか。以下にまとめてお話します。

笑いは免疫機能を向上させる

上記でもお話しましたが、笑いはNK細胞を活性化させ、免疫機能を向上させます。免疫機能が向上すると、例えば、インフルエンザや風邪にかかりにくくなったり、最近流行りのノロウイルスなども予防することができます。

また、ナチュラルキラー細胞は、人間の細胞のがん化を未然に防ぐ働きがあるため、NK細胞を活発に働かせる事によってがんを予防したり、既にがん化した細胞の進行を食い止めたり、がんを縮小するといった研究がなされています。

笑いは認知機能の低下を防ぐ

大阪大学が行った、認知機能と笑いの関係性の研究によると、1日にほとんど笑わない人は、毎日笑う人に比べて、認知機能が低下する割合が2,15倍も高いことがわかっています。

また、研究チームが、対象者に笑いの介入を行うプログラムを行ったところ、身体の健康の数値が明らかに上昇したとのことです。

笑いはうつなどの精神疾患にも効果的

うつ病などの精神疾患になると、なかなか笑うことが気分的に難しいかもしれませんが、作り笑いをするだけでも、副交感神経が優位になり、通常の笑いに近いストレス解消効果が得られる事がわかっています。

うつ病を患っている人は、エクササイズとして作り笑いを行うことから始めましょう。うつ病などで笑わない期間が続くと、筋肉が笑い方を忘れてしまっています。笑いのエクササイズで筋肉が笑う事に慣れてくると、だんだん普段つまらなかったことでも面白おかしくなってきて、笑う事ができるようになりますよ。

笑いは血管を健康に保ち、心臓病や脳卒中を予防する

笑いと健康の関連性についての調査によると、笑いは心臓病や脳卒中などの命にかかわる病気との関係が深いことが分かっています。ほとんど笑わない人は、ほぼ毎日笑う人に比べて、脳卒中になる割合が1,6倍、心臓病は1,21倍高かったということです。

また、笑いは動脈の弾力性を保ち、動脈硬化も予防することがわかっています。

血糖値の上昇を抑え糖尿病を予防する

毎日笑う人に比べて、ほとんど笑わない人を比べると、ほとんど笑ない人は、1,51倍も糖尿病を患っている割合が高いと言われています。また、食事の際に、お笑い番組をみると、食後の血糖値の上昇を抑えることができるということも研究により明らかになっています。

笑いを、より効果的に健康に生かすためには

笑いは健康に良いと言うお話をしてきましたが、一人で笑うのと、誰かとともに笑うのとでは、健康への効果が大きく違います。

やはり、より効果的なのは、一人でテレビを見ながら笑う事よりも、だれかと一緒におしゃべりをしたりして笑う方が健康によいと言えます。

また、くすくすというよりも、声にだして大笑いをした方がより健康によいと言えます。

いかがでしたでしょうか。

私達が普段何気なく行っている「笑い」という行為は、実は私達のことを陰で支え、健康を保ってくれる大きな役割を果たしています。

笑う事は、身体を健康に保つばかりか、心をも幸せな気持ちにさせてくれます。

普段から笑う事を習慣化して、心も身体も健康をとりもどしましょう。

それでは本日は以上となります。

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