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妊娠するとお腹の赤ちゃんを成長させるためにホルモンの分泌量が変わり、ホルモンバランスが崩れます。そのことによって妊婦さんの精神状態は不安定になりがちですが、さらにそのうえつわりや身動きの取りにくさなどでイライラポイントは多くなります。本当はイライラなんてしたくないのに・・この気持ちをどこにぶつければいいのか?

今回はイライラを抱えて悩む妊婦さんへ、その理由から対処法をご紹介します。

イライラするのはすべてホルモンのせい

そうです、イライラする自分を責める必要はまったくありません。それはすべてホルモンバランスのせいなのです。つまりは赤ちゃんを成長させるために必須なものです。ほんの些細なことにイライラして、その後に反省したり後悔したりしてしまいがちですが、妊娠中だから仕方が無い!と開き直ることも必要ですよ。

妊娠初期のイライラ

妊娠初期には、妊娠を維持するため・胎児の成長に欠かせないホルモンが分泌されます。このホルモンバランスの崩れによってイライラします。加えて、妊娠5週を過ぎたころからほとんどの妊婦さんはつわり症状が出始めます。

非妊娠時とは大きく変わる自分の体質への戸惑い・不安、つわりの辛さからくるストレスによりイライラしてしまうのはもはや自然なことだとも思います。

妊娠中期のイライラ

妊娠中期になるといわゆる「安定期」に入り、つわり症状もほとんどの人が落ち着いてくる時期です。それに伴い比較的気分は安定しやすくもなりますが、この時期ならではのストレスもあります。

安定期に入ると、これまでつわりであまり食べられなかったのが、急に食欲旺盛になったりします。そのため体重増加につながり、健診で先生に注意をされたりして体重管理に悩まされるようになります。

つわり期間中は食べたいものだけ食べればいいと言われていたのが、中期以降になると「体重を管理しつつ、栄養をしっかり摂る」というなんとも難しい生活が始まります。

旦那さんが目の前でおいしそうなラーメンやケーキをパクパク食べていたりしたら、イライラするのも無理はありません。

妊娠後期のイライラ

妊娠後期になると、お腹もだいぶ大きくなってきて身動きがとりづらくなります。これまではお出かけするのも苦ではなかったのに、すぐに動悸がしたり疲れやすかったり、大きなお腹を抱えて出かけるのが危険な時期になってきて行動範囲が狭くなります。

車や自転車の運転も余程の必要性が無い限り、しない様にいわれます。正産期(37週)までは無理をすると早産につながる危険性があるので、産休に入りおうちでほぼひきこもり状態・・なんていう妊婦さんも少なくないのです。

これまでの当たり前の生活ができない、というのは激しいストレスです。お腹の中で赤ちゃんを育てるという大きな仕事をしていますが、妊婦さん本人は手持無沙汰に感じてしまったりしてイライラします。

イライラはマタニティブルー?

マタニティブルーとは、これもまたホルモンバランスの崩れから精神的に不安定になるもので、妊娠中・出産後にかかるものです。

妊娠中は出産への不安だったり、家族へのイライラ、出産後は育児への不安により精神不安定になることで、産後クライシスという言葉も最近よく耳にするようになりましたね。

出産後1カ月ほどが経つと、ホルモンバランスが正常に戻っていきマタニティブルーも改善されていきます。

あるあるイライラポイントと対処法

家事を手伝ってくれない夫へのイライラ

つわりで辛いときや身動きが取りづらい時に、家事をすべてやらなければいけないというのは激しい負担ですよね。買い物は荷物が重いし、料理や食器洗いは立ちっぱなしでお腹が張る・・そんなときに旦那さんはゴロゴロしていたり、はたまた飲み会に行ってばかり、、イライラが募り募って爆発なんてことあると思います。

そんなときは、まず旦那さんにしっかりと自分の気持ちを伝えましょう。体調が辛くて家事を全てやるのが大変だから少し手伝ってほしいと。それでもやってくれない旦那さんであれば、その人のために無理して家事を真面目にやる必要はありません。手を抜けるだけ抜いて赤ちゃんのことを最優先に行動しましょう。どうしても辛いときは両親や兄弟など頼れる人に頼ることも必要です。

職場での人間関係にイライラ

産休までの間働く妊婦さんはたくさんいると思います。妊娠しながらの仕事はとても大変なものです。ましてつわりがひどい時に容赦なく仕事を押し付けてくる上司やマタハラとも思える発言を悪気なく言ってくる同僚にイライラ・・

時期がくれば今の生活は必ず終わりがきます。そうです、産休に入ってしまえばこっちのものです。それを励みに毎日過ごす他ありません。イライラに感情的になってしまうのが一番ドツボにはまってしまうのです。上司や同僚の嫌味は受け流すスキルを身に付けましょう、彼らは妊娠の痛みも喜びも知らない無知な人間なのです。そんな人をまともに相手にするだけ無駄です。

やりたいことができないイライラ

友達と夜飲みに行きたい、カラオケやボーリングに行きたい、海外旅行に行きたい、お酒が飲みたい、タバコが吸いたい、コーヒーやコーラが飲みたい、ラーメンやジャンクフードが食べたい・・・妊娠中に制限されることは意外とたくさんあり、ストレスは溜まりがちです。これまでの当たり前にできていた日々を遠い目で見つめてため息なんてついていませんか。

確かに、我慢していると余計に手を出したくなるものです。そんなときはお腹に手を当ててみましょう。赤ちゃんがその中にいて、ものすごい勢いで成長し生きています。お母さんが感じたこと、食べたものはすべて赤ちゃんにダイレクトに伝わるのです。今我慢していることは、出産後時間が経てばまた好きなだけできます。しかし赤ちゃんとの時間・そして赤ちゃんの成長に最も重要な時間は今だけです。悔いのないよう大切にしてください。

周りを巻き込まないイライラ対処法

  • 散歩をする
  • 本を読む
  • カフェに行く
  • 友達とおしゃべりする
  • 赤ちゃんグッズを作る
  • アロマをたく
  • 映画をみて泣き笑う

さいごに

イライラしてしまうのは自分ががんばりすぎているときが多いと思います。辛いのに頑張って、でも周りはそれを分かってくれない・・そんなときはどうしてもイライラするし悲しいですよね。

いっそのこと頑張ることをやめて力を抜いてみましょう。そのイライラはすべてホルモンバランスのせい、一度客観的に自分を見てみると「何がそんなに気に入らなかったんだろう?」なんてこともあります。無理してイライラしても赤ちゃんに気づかれてしまうので、ほどほどにできることゆっくり、やっていけたらいいと思います。

よい妊婦ライフをおすごしください。

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